腹立たしい事この上ない

激怒している今日この頃如何御過ごしでしょうか?今日はしがない爺です。

<学祭>
今の時点であそこまで腹が立った学祭を見るのは初めてだ。
現役連中は無責任と他力本願の巣窟と化した。
人数が少ないから学生参加率の向上と銘打っておきながら、その実その本性は自分たちの勧誘の失敗を省みることなく、学生や学校が何かしてくれる事を期待しているだけの、その思想が許せない。
楽観的と言うだけでは済まされない現実を直視しない思考と、与えられる餌の大きさの事に夢中になっているその様は滑稽だ。

今彼らの頭の中にあるのは(といっても思考とは呼べないほど鈍いものだが)学生会からの予算をどれだけ確保できるか、と言う事だけ。
そんな事を心配するよりも如何にして学祭が無くならない様に維持するかって事に全力を注いだとしても足りないほどの、危険さに目を向けていない。

いや、無責任で他力本願なのは一部かもしれないが、その一部が核となっている限り他の人の努力は報われない。

そもそも、学生参加率の向上は今までの学祭でも至上命題であった。
過去において労力とお金を注ぎ込んでも改善が微々たるものだった学生参加率の向上を一気に加速するには当然ながら(現段階では金は未定だが)労力を裂く必要がある訳だが、それすらもおぼつかずあまつさえも足りない彼らが未来を開くには奇跡に匹敵する様なアイデアが必要なのだろうが…。

結局の所、彼らは学生参加率向上を歌いながら、その実、学生がどれだけ美味しい大きい餌を落としてくれるのかを下から口を開けて見上げているだけなのかもしれない。

もっとも、学祭が落ちれば落ちるほどサークルに優秀な人材が流れ、サークル活動が活発になってきているのも事実だから皮肉なものだ。

「精一杯努力をしている」この言葉が全ての元凶である。
結果が出ない努力が無力にも崩れ去るのを何度も見てきたし、私も体験してきた。
精一杯努力をしているのなら、頼むからもうあと一歩を踏み出してくれ。
精一杯からあと何歩足を進められるかが人間の可能性なんだと思うから。
自分で自分を慰めてそこで止まれば、可能性は潰えてしまうから。
まだまだ足りない彼らだからこそ、せめてあと一歩、そしてその次の一歩と、死ぬ気で踏み出してほしい。

君らの価値観では十分かもしれないが、判断するのは客の価値観なんだよ。