昨日・今日・明日

え?、今更ではありますが、新年明けましておめでとうございます。
今年も頑張ります。

昨日・今日・明日
大学に入り4年たち、もはや私たちは卒業する年代で、まさに、光陰矢のごとし。
思い起こせば、学祭の新米だったころ、先輩の家で毎週のように呑んでいた気がします。
アノころは若かった。
今のように経験も人脈も無かったが、溢れ出る情熱と体力と時間が有った。
アノころは風が吹いていた。
名も無い大学が、その中のたった一握りの学生が、その風の元に集っていた。自分たちで風を起こそうと思っていた。
新設大学が乱立し、学生の飽和が叫ばれ、社会が落ち込みの底辺を舐めるちょっと前の時代の話。
その次代の学生は餓えていた。自分が何者なのかを必死に模索していた。

Time goes by...
時は流れ今。
風は止み、もう私の帆は風を受けていない。
あるのは前に進まなければいけないという焦燥感のみ。
風が無くなった訳ではない、ただ、時の流れと時代の変化で風の流れが変わり、私は頑固に自分の方角を信じただけだ。
私は彼らの進む道を正しいとは思わないが、ソレはいづれ時が答えを出してくれる。まぁその時には正しかろうが誤りだろうが、遅いのだが…。

そして今、一つのことに気が付く。ソレは忘れていた当たり前のこと。
自分が当たり前と思っていた、慣れた事で忘れていた当然のこと。

風は自分に向かって吹いている。いやいや、そうではなく、自分で風を作る。
ものすごく単純で基本的なこと、自分で風を起こすこと。
明日朝起きたら世界が変わっている訳ではないが、今日でも昨日でもない明日。
明日の自分のために、まずは一歩。そしてさらに一歩。また一歩。そして歩くことが当たり前になっている時、その時はまた風を感じられるのかもしれない。

さ?て、次は何をやりましょうか?
体力はなくなったが、アノころと変わらぬ情熱と、新たに手に入れた経験で、まだ見ぬ自分の進むべき方向へ漕ぎ出すとしますか。

その位が私には丁度良いのかも知れない。
まずは、充電をしながら、一歩づつ。
これが私の生きる道。フフフ