拙い思い

テレビを見ててふと思ったことを.

<株って>
デイトレって何なのか,私は良く理解できない.
砂場の棒倒し,他人に不幸を押し付ける歪な状況.
株式が本来持っている意味とは完全に位相の違う世界観・・・.
中抜きで儲ける駄目な企業みたいな・・・.
そして特筆すべきは,その非生産性.
社会的メリットがまったく感じられない・・・のは私が批判的立場だからなのだろうか?
株の値上がりが,企業に対する期待値の表れだとするならば,
その期待値を間引きしてしまうことで,本来企業が正当に享受すべき,ある種の成果への期待値って意味合いがドンドン薄くなると思うのだが・・・.

ん〜〜〜〜,虚像的で飽和的な市場には,ある程度の熟成とそこそこ信用に足る査定が必要だよなぁ.

まぁ虚像的で飽和的な市場と言えば,広告業界なんかも似たような物か・・・.

そういえば中国では広告業界が投機的なバブルになっているとか・・・.
13億の市場の草刈場なんだろうなぁと思う反面,市場らしい市場(広告)が無い状況では,市場の熟成のためには,特にも現物が発生しづらい物事を取り扱っている市場においては,こういった狂気を経ることで免疫をつける必要があるのかもしれない・・・.

そうならば,日本の株式市場も,ある程度健全であるための免疫醸成のために必要不可欠な課程に置かれているのかもしれないが,
病気で倒れない程度に投薬や看病は行なうべきなんだろうなぁ・・・.

理想的には,金銭に対しての予防接種的な仕組みが欲しいなぁと思いつつ,
免疫とは悲観的否定でも楽観的肯定でもない,冷静な審美眼として育まれて欲しいものだと思うわけです.