ふと見れば、雪。雪。雪・・・一面の雪。

デザインはともかく、体裁ぐらいは何とか整い始めた今日この頃如何御過ごしでしょうか?しがない爺です。

<最近の読書>
レビューも書かないままに、読んだ本が溜まっていくのですねぇ・・・。
最近の書籍代は専ら京極夏彦に消えているわけで・・・。
とりあえず読んだものリスト
              読破  購入
姑獲鳥の夏       ○    ×
魍魎の匣         ○    ×
狂骨の夢         ○    ×
鉄鼠の檻         ○    ○
絡新婦の理        ○    ○
塗仏の宴宴の支度   ○    ○
塗仏の宴宴の始末   ○    ○
陰摩羅鬼の瑕      ○    ○

百鬼夜行――陰    ○    ○
百器徒然袋――雨   ○    ×

こんな感じ。他のはまだ読んでない。そして未だにレビューも書いてない・・・。

あー、
こんなことを書くのはどうかなぁと思いながら書くのだが、
塗仏と陰摩羅鬼は、読んでると鬱になる。

私だけなのかもしれないが、
この2つの作品は、脳味噌を揺す振られる感じがするんだよねぇ。あるいは意識とかね。
だから、読み始めると不安が掻き立てられて、読み終わらないと何も手に付かない。
・・・最近、精神的に弱ってきるのかな・・・。
感情移入とも言えるのかも知れないが、それ以上に何か私の精神を揺さぶる効果が有るらしい。
読んでいる時は、まるで登場人物の関口のように、精神的に不安定になってしまっていることに気付いた。
玉ねぎみたいな脳味噌が、小説を読み進める度に一枚一枚捲られていく感覚が有るんだよねぇ・・・。
んで、最後まで読み終わると、芯まで捲られて、ぐるっと空間がひっくり返って元に戻る感じ・・・。

ん〜、小説の影響力なのか、単純に私が精神的に不安定なだけなのか・・・。
今、上に書いた内容を自分で読んでも、この人は精神的に大丈夫か?と不安になるなぁ・・・w。

んでも、冗談抜きに、最近は小説を読み進めると同時に、
京極堂が憑き物落としとして話す言葉で、私も解体されているような感覚がある・・・。
う〜ん、やばいなぁ。

著者の掌の上で踊っているなぁ・・・w


でね、そんな時に新発見。
何と京極作品がラジオドラマになっております!!現在進行形で放送中。
京極夏彦ラジオドラマシリーズ「百器徒然袋」
おぉ、ラジオドラマだよ、榎木津様だよ。
榎木津礼二郎佐々木蔵之介
中禅寺秋彦高嶋政宏

やばいね、これは一度聞くしかないね。日曜の9時からだってよ。
ふふふ