<参議院議員選挙について>

現在書いているのは23時半頃なのだが、この結果は非常に驚いている。
まさかここまで民主党が勝つとは思っていなかった。

民主王国岩手にいるせいで、世間の自民党への逆風を感じることが出来なかったのだろうか?

日記には書かなかったが、正直なところ、議席数で自民と民主は分け合い、共産と国民新党が伸びると予想してた。

結果を見れば大いに誤っていた予想なので、日記に予想を書かなくて良かったなぁなどと思っている。

さて、選挙結果を見て感じたことをつらつらと。

まず目立ったのは、マスコミの自民党パッシングだったと思う。
安倍批判と言うよりは、自民党批判が目立った今回の選挙は、閣僚の失言が多かったと言う論調に終始していたが、
個人的な感想としては、失言と言われる発言の多くが、失言と感じられないことである。
久間元防衛大臣の長崎原爆についての発言に関しても、客観的視点に立てば、問題となるべき発言とは思えないし、
事務所経費等に関しても、法律を盾に公開をしなかったわけだが、
そういう法律であることは事実なので、問題なんだろうか?と思う。
今、問題となることなのだろうか?

論点がはっきりとしないと言う事が、今回の選挙の結果を予想し辛くしていることは事実であるとは思う。

曰く、年金
曰く、政治と金
曰く、安倍信任選挙

などいろいろと言われたが、争点らしき争点のないままに、
雪崩式に民主党に流れたのは、マスコミによる不安感の増幅効果が大きく影響していると感じる。

個人的には、民主王国岩手に住んでいることとは別に、小沢さんの主張に共感する部分が多いので、民主党に入れた。
そして、比例では新党日本に入れた。

新党日本に入れた理由としては、
現行の政治家の中で、テレビで一番まともなことを発言しているのが田中康夫だと感じたからだ。

さて、他の党の話をしてみよう。

社民党議席数を落とすだろうとの予見どおり、どうやらダメなようだ。
福島瑞穂が党首をやっているうちは、議席数は減る一方だと思う。

色々とテレビ等での発言を見ていると、党首の中で彼女ほど電波的な発言をしている人は居ない。
又市さんを党首にした方がよっぽど票が伸びるのではないかと感じている。

以外だったのは共産党
正直、もっと議席数が伸びるのではないかと思っていた。
野党の中では、実は一貫して国民への負担減を訴えている党だと感じたからだ。

惜しむらくは、世界での共産党の悪いイメージと、学生運動時代の過激なイメージ。
更には、閉鎖的な雰囲気が悪く作用しているのではないかと考える。

国民新党は、予想よりは伸びなかったが、微妙な立場の与党としては健闘したのではないかと思う。
亀井静香のキャラは良くも悪くも強烈だと思う。

公明党議席を減らしたのは、嬉しい。
創価学会め、ざまぁみろ。
ニュースで、創価な芸能人が応援演説をしているのが出ていたが、それ見たことか、と言う感じ。
そもそも、ここまで伸びているのが間違っている党だと思う。


個人的には、当選させたくない議員もいた。
特に、東京の川田龍平
HIV原告と言うだけで、何の主張も無いように思えた、ニュースを見る限りでは。
以前、彼の母親が選挙に出て落ちた経緯があったが、まぁ面目躍如になるのだろうか?(書いている段階では当落は不明)
まぁ、色々と嫌いだ、彼は。

話はとっちらかるが、
民主党が大勝した理由の1つとして、少数政党への大いなる幻滅があったのだろうと思う。
結局のところ、変わらなければ意味が無い、という意識が増えたのだろうな、と思う。

一桁しか議員を持たない政党は、どれだけ伸ばしても変わることは無いからねぇ。