<映画:必殺! THE HISSATSU と 続巷説百物語「狐者異(こわい)」>

この映画は必殺仕事人シリーズの1つ。機会があって見た。
要約すると、江戸の仕事人が次々と殺される中、中村主水たちのグループにもその手が伸び始めるが、事件の黒幕は江戸での仕事の独占を狙うグループだったって話。
30分のテレビシリーズに比べて、タップリ見れるのは良いよね。まぁ私が必殺仕事人シリーズが好きだって事もあるのだが。
それでも、流石に途中で若干飽きてくるけど、最後まで楽しんで見れるよ。
在りし日の、芦屋雁之助の演技は流石に素晴らしかった。


んで、何でこれを話題に出したかというと、続巷説百物語の狐者異のエピソードと似ている点が気になったからだ。悪い意味じゃなくてね。
もともとジョニーさんと話している中で、必殺仕事人と巷説百物語での又市たちって似てるよねって話は出ていまして、
金を貰って恨みを晴らすと、金を貰って八方丸く治める、ってのは似てるな、と。
んで、この映画では、
黒幕が影武者使って死んだことになってたりとか、
業界を牛耳ろうとするあたりとか、ね。
雰囲気って言うか作りって言うか、なんか似てるんだよね。
百介の剣呑な雰囲気と、主水の自宅でのコント風な雰囲気が良い感じで似ている。
きっと映像化したらこんな感じなのかなぁと思いながら見てました。


まぁ映画のほうは大して重要でもないから強く薦めるって訳ではないのだけどもね。
見た記録を付けておこうかと思い書いただけ。