分析

<どんな感情が混ざっていたのか?>
嫉妬
焦り
正当性

<嫉妬>
彼等に対する嫉妬。それは自分が現役ではない事を痛感させられるから。
私が現役だった頃よりも遥かに優れた環境で活動できることに対して。
その環境で今後の活動を続けられる事を。
能力が高い事を。
私に無かった、あの時無かった全てのものを持っている彼らの存在に嫉妬。

<焦り>
今年で私は終わる焦り。
どんなに焦っても私は現役でないために、どうすることも出来ない焦り。
彼等の事を正確に評価できていない私が感じる焦り。
後輩に追いつかれそうな焦り。
伸び盛りの君達を見て感じる、自分の必要性が薄れていく焦り。

<意味・定義・場所>
不明確すぎる私という存在。定義。場所。
後ろからの足音に慄きながらも躍進することが出来ずに薄れていく必要性。
先輩としての存在意義。
居場所。ポジション。取るべき位置。

<正当性>
MTGの不備。足りない部分。
1年生同士で気付きもしなければ問題にもならない問題。
2年生が提示するかもしれない問題。
私しか提示できない問題。
あえて私が提示するもの。
俺が正しいと思ったこと。俺の正義。俺の正当性。俺の解釈。

<まとめ>
しっかりと主張するべき点と、人間としての不安定さが招いた感情が混濁して、プッツンと制御不能に。
その上それをなかなかなだめることが出来ずにいた。
しかしソレとは別に冷静に見ていた部分もあって、
ああまた始まった、と思っているように見て取れたので、
ソレがとても辛かった。

もしかしたら私は、3年間の活動の見返りを彼らに求めているのかもしれない。
今まで充たされることの無かった、報われなかったことを彼らに投影して、
それを克服しようとしているのかもしれないし、
単純に心の何処かで、私はこう主張することが正当だと思っているのかもしれない。

しかしながらソレは間違っているだろうし、
間違っていなかったとしても私はソレを正しいとは思えないので、
結局のところ私の力不足だ、と。