先生!!書けないネタがイッパイあります。

大学院生という謎の階級になりまるで1年生のような規則正しい生活を送っている今日此の頃如何御過しでしょうか?今日はしがない爺です。

<先日>
研究室の先輩が急遽学校を訪問してきて、飲むことになり、教員と院生で飲みました。
先輩は次の日が仕事だったので早々に切り上げて帰ったのですが、その後の先生たちとの飲みが異常な盛り上がりを見せました。
曽我先生ったら学部長になったとたんに、表沙汰に出来ないような案件を3っつも抱えているらしく、お疲れ様です。

意外な盛り上がりを見せた話題は、大学の授業がつまらなく、大学祭の活動が面白い訳、でした。
当然、大学祭経験者は私しかいなかったので私と先生たちとのトークになったわけですが、あそこまで大学祭のことを先生から率直に聞けたのは初めての事で、良い経験をさせてもらいました。

結論から言うと、大学祭のように作っていくという感覚を授業に多分に取り入れて行くことが大切だと言う事と、そういった事に導入できるだけの意識付けが大切だという話です。
そこで、来年から正式に運用される(今年は試行期間)PBL(プロジェクト ベース ラーニング)と言う物が出来ます。
PBLは学生が主体となって行うプロジェクト型演習のことで、任意の学生グループが計画書を書き応募し当選すると、計画書に基づいた予算を与えられ自由に研究・開発が出来る、という制度です。
今のところPBLに500万程度の予算をつけてやってみようという話になっているらしく、活発に運用していくことで学生の実践教育の場とし、さらに知的な刺激を周辺に与えることを狙っています。
先ほども述べたようにこのPBLも、受身のままの学生が参加することは出来ない訳ですから、導入していく過程を如何にして形成するかという問題があるわけです。
そういった意味で、学祭や学生会を経験して、何事かアクションを起こすということにある程度慣れている人たちが、引っ張っていくことが出来れば良い制度として運用できるのではないかと、私は考えるわけです。

そして話はさらに盛り上がり、特にソフトウェア業界では、起業という選択肢が以外に近くにあるにもかかわらず、県立大学からは中々そういった人が生まれてこない、といった現状にも、PBLをさらに発展させたような制度を設けることで、大学ないしは関連団体の支援の下に、若い企業家を育成できるのではないか?と(私の中で)繋がって行った訳です。