暇を見つけては更新

ほぼ週刊と言っておきながら早速更新する今日この頃如何御過しでしょうか?今日はしがない爺です。

モリー先生との火曜日>
先週の金曜日に上記のタイトルの映画が夜中にやっていた。
家族が撮ったビデオを見たのですが、これが、良い。
あんまり役に立つかは定かではないが、看護とか社福とかの人は見ておいて損は無いと思う。ビデオも本も出ています。
これは実話でして、著者が実際に体験したことを本にしたわけです。

主人公が、大学時代の恩師で死に瀕したモリー先生に人生について教えられるというストーリー。

まぁ機会があったら見てみよう。

<本題>
最近、中学生が…とか小学生が…というような事件が増えているように感じる訳ですが、本当に増えているのかなぁと思うわけです。
昔のもこの種の事件ってあったんじゃないかなぁ、むしろ絶対量からいったら間違いなく昔のほうが多かったのではないかなぁと。
昔と今では、数え切れないほどの環境要素が変化しているから一概には比べられないことは重々承知だが、あまりにも現代の彼らは異常であるかのようにメディアは煽り立てるわけである。

ちょっと逸れるが、Bowling for Columbineという映画を知っているでしょうか?
マイケル・ムーアドキュメンタリー映画で内容はアメリカの銃社会についてである。
その中で、明確に結論として示している訳ではないが、その一つの要因として考えられるだろうと示しているのが、メディアの存在である。
TVが毎日放送するニュースはこの国が恐怖と狂気に彩られているかのように煽り、アメリカはマイノリティを、日本は若者を、理解しがたい恐怖の的として定義付ける。
毎日のTVでしたり顔で若者を語る専門家・解説者と呼ばれるような類の人達は、彼らの何を理解し何を見ていると言うのだろうか?
煽られた大人達は必要以上に若者を警戒し必要以上に若者に触れない。
触れられない若者は精神は綺麗にまっさらなまま、膨大な厚顔無恥な情報に埋もれたら、誰も躾をしないままに飼い主すらも噛む様な犬になっても仕方が無いかと。

まぁようは、煽る側も煽られる側ももっと自覚しようということで。