古臭い考え?

学生的にはすっかり年寄り組な今日この頃如何御過しでしょうか?今日はしがない爺です。

<タイトルが付け辛い内容>
ラジオで聞いた悩み相談の番組で、相談の電話をかけてきた若者に心理学者が言った一言、
「あなたが大人と呼ぶ人達は20歳の人間の価値観なんか聞きたいとも思わない」

衝撃的な一言だったと記憶しています。

確かに私から見たって新入生の実委なんかからはその人の価値観なんかは聞いてもしょうがないかなぁとは思うんですよね。
こんな言い方だと語弊があるからもうちょっと説明すると、聞きたい事が無い訳ではなくて、彼らの価値観なんてことよりも、(実委であれば)彼らがやってみたい企画とかのアイデアを聞いてみたいですわな。

言いたい事が全く伝わってないだろうなぁと思いながら更に書くが、

価値観ってものの形成は経験から来ているものだと思う訳で、当然先輩が全ての面において正しい訳ではなく、むしろ間違っている事が多いのかもしれないが、だからと言って後輩が正解という訳でもないと思う。結局の所、そういった類の判断はその時その場に居る人しか判断できない訳で、あとからどうこう言われても反省と改善は出来ても時間は戻ってこない。

経験量という観点から行けば、聞くべき価値のある価値観は先輩にあるといえると思う。
では後輩は盲従すれば良いのか?そんな事は無い。
経験に打ち勝つためには、無知ゆえの蛮勇と言われようとも『行動』なのである。全てを注ぎ込んで経験を凌駕できるだけの力を生み出さないと対等に渡り合えないと思う。

経験という名の既存の価値観と、行動という名の経験を凌駕できるだけの力が出会ったときに、そこから生じる摩擦熱や火花が伝統たり得る精神となり、鬩ぎ合う事で高まっていく双方があれば高い質と満足感を提供してくれると思う。

当然私も未熟であり更に当事者ではないから好きな事が言えるのかも知れないが、しかし私も5年分の大学での経験と23年生きてきた経験とがあり、その点に関しては後輩に負けるとは全く思っていない。
当然自分が経験していないことに当たる際には、自分の中に持ち合わせなど無いから事に当たっては経験を補いうる力を注ぐ訳です。

と、思った事を書いてみました。