続き。

一個前のを読んでから読んでほしい今日此の頃如何御過ごしでしょうか?今日はしがない爺です。

<続き・・・>
ここまで来ると今度はその立場をどう認識し、また、何を縛りとして認識するかと言う問題になってくる。

実委に関して言えば、彼等の組織内での立場を定義しているものは、彼等が自分たちで採用した委員会の組織構造なのだから、それを再確認していただければすむかと思う。

では、何を縛りとして認識するか、と言われれば、
これを定義しているのは、その人を取り巻く環境なのだと思う。
組織構造における立場も同じように言い表すことが可能だが、ここでは実委とそれ以外と分けよう。
(何故そう分けるかと言うと、私が実委を法人として見ているから。)

縛りを責任と言い換えて話を進めよう。

例えば、実委は学生に対しての説明責任がある訳だが、何故に説明責任が発生しているのかと言うと、実委の活動が公共事業のようなものだからである。
税金として徴収された学生会費を使って、学生生活のインフラの一環として行っているようなものだからだ。
サークルは専門委員会とは違って、たしかに直接あるいは間接的に学生会費を支給されたりもしているが、それは公共インフラを利用している民間企業のようなものであって、基本的な精神は部費での自給自足である。(現状が部費でまかないきれているかは別の問題)

つまり専門委員会の活動には、公共事業に求められているような責任性が求められる訳である。
逆に、そんな責任が嫌ならサークルでも有志でも責任が軽い立場でどうぞ、って話になるわけだ。

話は変わって、

ものすごい大きな目標を持ってそれに向かって努力しろとは言わないけども、せめて現状満足することなく上を目指してほしいなぁと。
何でかと言うと、現状が完璧である事など無いわけだし、
完璧だと思っているならば、それは幻であって無知の知(言い換えれば素心知困)を理解していないと言う事だろう。

OBによる価値観の押し付けは良くないとは思うが、少なくとも現役に見えないものが見えている訳で、それはそれで大切な事だと思う。
あと、OBが文句を言っている段階ならまだマシだが、学生はOBよりも冷酷に実委の活動をぶった切るよ。

あと、逃げるな。逃げた分の付けをいづれ払う事になるから。
実委の内部的な小賢しい理由など学生は聞いちゃくれないから、
だからがっぷり四つに組んで、全力で行け。