あと1日

学祭が近づくと無条件で元気になってくる今日此の頃如何御過しでしょうか?今日はしがない爺です.

<ここまできたら書くことは学祭>
さて,いよいよ準備最終日.前日金曜日の始まりです.
現在は朝の5:34.

今更こんな事を書くのもおかしな話ですが,当日は結構安心して見られると思います.
良くか悪くか,企画数が少ないおかげで一つ一つに集中してしっかりと準備できつつある印象です.
他の部分でも人数の少なさが最後まで響いている感は有りますが,かなりしっかりと準備でき始めていると思います.

これは現在内部で活動している在校OBが不必要だったのではないか?とは直結せず,
むしろ彼等が入る事で,様々な面で円滑になった恩恵だと思います.
今年を見て改めて思ったことは,
やはり実行委員会には在校OBの関与が必要だという事です.

現役だけでもOBだけでも駄目で,そこで生まれてくる相乗効果こそが大学祭の質を高めるエキスなのかと.
そういう意味では,今年の在校OB陣の導入と関わり方はスムーズで相乗効果を良く発揮できているのではないかと思います.
まぁ,ギリギリまで放置しておいた事に関しては当然OBが悪いわけですが・・・.

今回特にも在校OB陣が果たした役割としては,
・情報の整理:進捗の整理や個別の計画見通しに関して
・情報の流通:各部署間,階層など,滞っていた情報流通の円滑化と活発化
・バックアップ,フォローアップ:当事者では気付きづらい,他の面からの視点の投入
・雰囲気の醸成:元気に活発に積極的に取り組む姿勢により,入る以前と以後で雰囲気がガラリと変わった

ただね,前回の日記にも書いたように,
あくまでも評価対象になるレベルになったってだけの話で,質的な問題や精神性などはさておき,まず無事に開催できそうなだけで今年は御の字です.
本当に10月頭には冷や汗をかいたものですが,なんとかなった,という感想ですな.

在校OBが言った印象的な言葉,
「今年は目指しているものが違いますから.当日大学祭が開けることが目標」
(一応補足だが,皮肉ですからね.その人は本当にそのレベルで良いとは思ってませんから)
まさに色々な意味で象徴的といいますか・・・.

それでも現役組の努力を否定するつもりは全然無くて,それがOBから見て努力不足に見えても,当日が全然駄目でも,それでも彼等にとってそれまでの過程は間違いなく本当に実在するでしょうから.

まぁでも,それで全てを肯定するつもりも無く,当然評価はOBだけにとどまらず,学生や一般客のリアクションとして示されるわけで.
ついでに,頑張れば良いってものでもないし,努力は強要するものではないけれども,でも言っちゃ悪いが彼等の何倍も努力して眠らず粉骨砕身で取り組んだ先輩が居るおかげで,彼等が当たり前のように行っている事の全てが有る事を理解しておいてもらった上で,
先輩と馴れ合うのではなく,更にそれを昇華したり,また後輩のために新しい領域を開拓する事が,物凄く大切なんだと思う.
全てにおいて,現在は過去と未来に挟まれていて,今年の後は来年が来るわけで,
今年の遺産をプラスだろうがマイナスだろうが今までの全てを引き継ぐ後輩が居る事を絶対に忘れて欲しくないし,
そのために何が出来るのかと言われれば,それは先輩以上に努力することで後輩へと素晴らしい遺産を残していく事だと思う.

後輩に誇れるような努力が出来なかったら,先輩にも後輩にも合わせる顔が無くなってしまうよ.

他人に語れる,後輩に誇れる,先輩に羨ましがられる,素晴らしいものを創り,伝え続けて欲しいと,私は切に願うわけです.