2005年大学祭の感想
研究が進んでいない・・・ガンバレ自分な今日此の頃如何御過しでしょうか？今日はしがない爺です．
＜総括＞
まず，今年の大学祭を語る上で行っておくべきことは，大学祭とハイロウズライブを分けて考える事だろう．
本来は一つの大学祭の枠で行われているのだが，余りにも色々な面で違いすぎて，その違いも非常に根源的で，本来意図しないところから突然降って沸いた上に既成事実だけはバッチリと残したもので回避する方向性も取り辛いという，なんとも異質な存在のように感じている．
そういう訳で，大学祭をライブとそれ以外とに区別して話を進めましょう．
大学祭のライブ以外の部分は，実委の人数と規模のバランスから見て適切だったと思います．
適切だったと言うだけで，今まで築いたイベントの多くを捨て去ったことには変わりなく，あくまでも不可ではないだけで優でもない．（ましてや良でもない
過去では当たり前にこなしていた事が出来なくなっていたり，精神性が失われてしまっている事は非常に残念だ．
まぁそれも時の流れなのかもしれない．
ライブは大変だったネェ．
今更書くのもおかしな話だが，10月の頭の段階で決まっていたことと言えば，ハイロウズと日時とチケット2000枚．
正直な所，初めて話を聞いたときには笑いしか出てこなかった．きっと私が直接関わる現役時代だったら大激怒だったんだろうが，申し訳ないことに自分に関係ないので笑えた．
10月からの経緯とOB参加の流れ（私の記憶が確かなら・・・版）
09月下旬，（10月じゃないし・・・ｗ）3年生に協力依頼発生
10月上旬，在校OBが内部に入ったせいで（・・・悪い意味ではない）情報が続々出始める．
状況としては，現状把握の不十分さと情報流通の停滞が最大の問題だった．
OBが入り緩衝材となり情報流通と現状把握が活性化．
10月中旬，ライブ問題に進展が見られず，橋本が介入．
自体が発覚．
10月下旬，もはや後戻りは出来ない状況．
今回の大学祭の最大のポイントはOB．
以前から思っていることだが，自分たちの代が終わったくせに現役とのたまってはいけないのだと思う．
その発言の裏に見え隠れする本質は，OBでありながら現役に干渉する責任を回避しているのではないかと感じたりもする．
私はOBが現役に干渉することにとても賛成だ．
しかし，それは当人がOBであり，現役組の先輩であり，現役組を育てた責任がある，と思うからだ．
2年生でいきなりTOPに立ったとしても，まだまだ未熟で先輩のサポートが必要だからだ．
しかしながら，そこでOBとしての責任が伴わず，現役として居る事で責任を回避しているのであれば全く意味が無く，むしろ邪魔にすらなるだろう．
次のOBの問題点．
思うに，現役に干渉するOBは一人や一つの思想ではいけない．
なんだかんだ言ってもOBの発言力や影響力は強く，まして今の馴れ合い体質にある場合には，現役組がOBに対して辛言するのは不可能だろう．
OBは上手く操って，OB同士で潰し会いをさせて自浄作用を保ち続けなければならない．
前回，今回と見ればその重要性は明らかだ．
全ての関係において，異なる価値観同士の摩擦熱とエネルギーが上昇を生むのだと思う．
現役とOB，OBとOB，現役と現役，全ての関係において．
健全にあるためには常に互いをチェックしあわなければならないと思う．
次のOBの問題．
OBとして参加した全ての人に問いたい．
妙な満足感に満たされていないか？
その満足感は非常に危険だ．
私もその片棒を担いだ一員であり，私自身も大いに反省するべきなのだが，
私たちは大学祭を乗っ取ったのだ．
繰り返す，私たちは現役組の手から大学祭を乗っ取ってしまったという事を，肝に銘じておかなければならない．
たとえどんな事情があったにしても，私や君たちがやったことは，
彼等の思想を踏みにじり，彼等の主体を奪い，彼等の成長を阻害し，彼等の未来の芽も摘んだのかもしれない．
もう一つの大きな問題は，
私達が行った行為は，私達が現役時代に否定した行為そのものだったのかもしれないのだ．
当日の本部の風景を見たか？
仕切っていたのはOBではなかったか？
今まで以上に干渉したのではないか？
その原因が現役にあるとはいえ，それが彼等の答えだったと認めてあげることをしなかったのではないか？
私たちがやったことは間違っていなかったのか？
今回のOB参加の形は特殊だったと思う．
OBがOBを巻き込む形でどんどんと膨れ上がっていった．
誰かも分からぬOBを，現役組が制御する事など無理に決まっている．
今回の大学祭はとても歪だ．何かが大きく間違っている．
そしてOB会も大きく間違っている．
何か大きく歪な渦に巻き込まれている気がする．
まとまらなくなってきた．
これからも色々と思い出す度に整理しながら考えて行きたいと思う．
考える事を止めたら，只の猿になってしまうよ．
