週末の話

年末に向かい何かにつけ色々と忙しくなってきている今日この頃、如何御過ごしでしょうか?今日はしがない爺です。

<ちょっとした小話>
そいつが寝ているときに後輩が五月蝿くするとブチ切れて、わざわざ愚痴を言いに私の所まで来るくせに、
夜中に私が寝ている時に、昼間と同じ声量でテンション高く話しまくっているというのはどうかと思う。

常々思うのだが、人間にはそれぞれ個人個人のPersonal領域というか、関係距離感があると思う。
この距離感は人間関係においては非常に重要な感覚だと私は思っている。
だから、私もプライベートでは必要以上に干渉しないことを心がけているつもりだ。まぁ仕事なら仕方がないと割り切っているが。

私の場合、他人の領域に踏み込むのも嫌いだし、踏み込まれるのも好まない。

人間関係が親しくなってくれば、その境界は相当にぼやけて来ることは事実だが、他人に干渉しているという意識は、どこかで感じている。

話が長くなりそうなので無理やりまとめるが、
人間関係の距離感は大切だと思うし、
そもそも研究室の人間とは学祭並みに親密になれるほどの共有体験も無いから、極端に言えば、私の分類では親密ではないし、
なにより、その行動が非常に自己中心的で、それが常に繰り返されているので、

正直なところ、かなり辟易とするのです。


なかなかのまちなか
ダイエー跡地に新しい建物ができました。

その名も「MOSS」。

キーワードは「なかなかのまちなか」。

ぜひHPのCM動画をチェックしていただきたい、非常に良いと思うCMです。

で、これが外観の写真。(大通り側から撮影)
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見てもらえれば分かるように、
ダイエーとは、駐車場と店舗の位置関係が逆になっている。

そのMOSSの開店が12月9日でしたので、行ってみました。
そしたらね、もう、10:00開店で、10:30からの映画でも見ようと、部活の後輩連中の一緒に行ったのですが、
混んでる混んでる。
緑色の線上に、ズラーと並んでいるわけですよ・・・。
マジでね、ありえない・・・。
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当日は、開店後先着2000名様に記念品としてワインをプレゼントってことになっていたのですが、
お前ら朝から並んで何が楽しいのか?と。
よっぽど暇なのか?と。

とりあえず、ワインいらないから、あと10分で映画が始まるから、
頼むから中に入れてくれ、と。

で、結局、私は時間に間に合ったのですが、後輩が間に合わなかったために、
本来の目的の、硫黄島からの手紙、はパスして、武士の一分を見たのだが・・・最低。
まじで、お金を捨てた気がしたね。ビデオで借りる価値も無い気がするよ。

で、MOSSにはジュンク堂が入っております。
岩手初上陸?ですよね。
なんと言いますか・・・素晴らしい商品ラインナップです。
これは大通りのさわや書店は危機的状況に陥るのではないかと。

車を持っていない私からすれば、M'sよりもアクセスが良いので、助かります。

映画館はフォーラムが移転して、シネコンとしてオープン。
施設も新しくなってマズマズなのだが、許せない点が何点か・・・。

1.会場内での飲食が可能
  ⇒ 個人的にはこれが一番我慢ならない。本人は静かに食べたり飲んだりしているつもりかもしれないが、非常に周りに響いて迷惑だ。これだから最近の映画館は駄目なんだよ。
飲食可能なら、タバコも吸えるようにして欲しいものだ。

2.完全指定席制になったのだが、どんだけ空いてても席が選べない
  ⇒ これも不親切だと思う。初回に見た映画は、ガラガラだったのだが、その状況で見ず知らずの人間を真横に割り当てるか、普通・・・。もうちょっと融通を利かせないと、客が離れるよ・・・。

3.喫煙場所が無いこと
  ⇒ 2時間もタバコ吸えないから、映画の前後にタバコを吸わせて欲しいのですよ。・・・まぁ、上記の2点に比べたらどうでも良い話なのですがねぇ。。。

でも気になるのは、以前のシート数より大幅に増えたようだが、本当にこれで採算が取れるのかが、若干気になるところ・・・。
まぁ、意欲的に頑張って良い映画を上映して欲しいものだね。

で、これが開店記念に配っていたワイン。文句を言っていた割にはちゃんと貰っている罠。w
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ラベルが特別製の葛巻ワイン。赤と白を配っていたようだが、私のは白ワインでした。
これどうしよう・・・飲むべき?なのかな。
もうちょっと取っておこうかな・・・。
non.が年内に岩手に来るならば(可能性が無いとも言えないし、むしろ誘っている?)一緒に開けたいと思うのだがねぇ。w



<映画:武士の一分>
是が非でも、これだけは言いたい。

見てもお金の無駄ですよ〜〜〜〜〜〜!!!!!。

木村拓哉が駄目とか言うレベルではなく、映画として成立していない、と思った。
私は、よっぽど面白くなくても邦画好きだと自負していたが、
そんな私に言わせても、非常に心を動かされなかった作品だ。

まず、大きな問題として、武士の一分とは何なのか?を説明しないまま、状況を展開してしまっているために、
本来タイトルでもある「武士の一分」という台詞が、軽い。
これはタイトルでもあるから、見る側にとっては重要なキーワードだと思い込んで見るが、肝心のその台詞に心を揺さぶられない・・・。

また、これは純愛映画だと言う宣伝もあるようだが、まるでそんな事は無い。
愛をどのように定義するのか?にもよるが、
深さも無く、それぞれがそれぞれの都合で中途半端に動いているだけのようにしか見えない。
夫の身分と生活のために肉体関係を強要された件も、ただただ流されただけのように見えるし。
嫁の不貞が発覚して離縁をする件も、短絡的で自己中心的で情緒も無く盛り上がりにも欠ける。

時代考証を正確に行い、当時の生活を再現した、と売りにしている部分もあるようだが、
そもそもそんな事は売りにならない。
正確に生活を再現したところで、史実では無い訳だし、そもそも映画という表現活動において、正確であることよりも、
舞台装置としてどれだけ演出に貢献しているか?
が重要だと思うのは私だけか?
だから、面白みも効果も情緒も何も感じられない、非常に冗長で、邦画特有の非常にのっぺりとした雰囲気になるのは当然だし、邦画好きの私からすれば、のっぺり感すら映画の味と感じられるところだが、それすら感じられないほど、のっぺりとしている。

役者は素晴らしいと思う。
主役も脇役も、素晴らしいキャストだが、まったく生きていない。
物語として、何を訴えたいのかが伝わってこない。
脚本は普通なのかもしれないが、演出が最低だ。監督が最低だと言っても過言では無いのかも知れない。

山田洋次監督の作品は好きですよ。寅さんシリーズも学校シリーズも好きです。
でも、今回の作品は駄作だわ。

だから、みんなには声を大にして言いたい。
駄作だから見る価値はないよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

ビデオで借りる金ももったいないし、チケットをタダで貰ったとしても時間の浪費となるね。


陳麻屋
鈴木君に教えられて、行ってきた。

なんと、てゃとみんの麻婆の味がしたよ。
四川の山椒の味だよ。

クリスマスにはここで飲み会の予定。陳麻火鍋(中華風しゃぶしゃぶ鍋のようなもの)が食べたい。
今度は、坦々麺を食べに行ってこようかな・・・。美味しかったよ。

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これは陳麻飯と坦々麺のセット。