女性は子供を産む機械かどうか?

ソフトの学生はいよいよ追い込みが本格的になってきている今日この頃如何御過ごしでしょうか?今日はしがない爺です。

<まずは関係のない話>
どうでもいい話ですが、人間とは、色々な意味で決断をし、
また、日々悩むものですな。

ある者は一人で悩み、ある者は打ち明ける。
それもまた、人生の全てがそうであるように、自分自身の選択なんだなぁ、と。
そんな関係の無い話。


<女性は子供を産む機械かどうか?>
とりあえず、私のスタンスを言えば、女性は子供を産む機械だと思う。
(この瞬間に多くの人を敵に回したな。w)

えと、私の意図を補完するならば、女性は子供を産む機械だと言う一面もある、ということだと思う。

そして、男性は子供を作る機械だと思う。

「女性は子供を産む機械である」という発言の意図を汲むのであれば、
「女性は子供を産む機能を有している」と言いたかったのではないだろうか?
少なくとも私はそういう印象を持った。

ネットで探したが、発言の前後の文脈を正確に伝えているニュースがまるで無いため、
正確に引用できないのが残念だ。
後で書くが、この問題でもマスコミは非常に恣意的な報道をしていて、よろしくない。

さて、女性は子供を産む機械である、との発言を日本中が糾弾しているようだが、
(ニュースや国会の動きもさることながら、ブログ等でもそういった意見が大勢だ)
まるで彼らのリアクションは、
「人間はサルである」としたダーウィンへの批判に大いに似ていると思う。

確かに人間はサルではないが、しかしサルの仲間だというのは、
いまや多くの人間が支持しているのではないだろうか?
(もっとも、アメリカとかではインテリジェント・デザインとかで、面倒なことにはなっているが・・・)

生物学的な特徴を元に、
「動物界・脊椎動物門・哺乳綱・霊長目・真猿亜目・狭鼻下目・ヒト上科・ヒト科・ヒト属・ヒト種に属する生物」
と分類されている人間は、
分類上は確かにサルと親戚なのである。

じゃあ、女性は子供を産む機械(機能を有している)か?
それもまた事実である。
非常に残念ながら男性は、卵子も子宮も持っていない。
そもそも有性生殖であるから、一方が雄で、一方が雌なわけで。(まぁ雌雄同体とかもあるけどさ・・・)
その生体機能を有している、と発言したことに、何の問題があるのか?

女性は子供を産むことだけしていろ!とか、
強制的に妊娠させ出産させるべきだ!とか、
そんな無茶苦茶な発言をしたわけではないのに、何故ここまで批判されるのか?

子供を産み育ているという過程において、
生物学的な表現は許されないのか?

つか、「女性は子供を産む機械(機能を有する)」をどのような言葉で言い換えれば良いのだろう?
私のつたない表現力と語彙では見つけることができない。

また、このことで鬼の首を取ったかのごとく批判を展開するマスコミや政治家や文化人。
盲目で無責任で愚かである。
彼等は、これに変わる表現を持ちうるのだろうか?
持ち得ないままに批判しているとしたならば、それはむしろ、
全ての女性を奇妙に蔑視している、正に差別だと思う。

特別な位置において、触れることの出来ない聖域とし、議論すら否定する世論を作り出すことこそ、
盲目と無知が支配する独裁状態であり、自由の否定であり、
何よりも差別の根源だと思う。

特にマスコミは、まるで被害者の代弁者であるが如く振舞うが、
彼らのその態度こそが問題の本質を隠蔽し、
差別を助長していることに気付くべきである。

世の中に、女性は子供を産む機械(機能を有する)では無いと、本当に信じている人がいるならば、
その人にだけ、この発言そのものを批判する権利があるのかもしれない。

そんなことを思った。