<映画:マルサの女2>

上記と同じく、伊丹十三監督作品。
国税局査察部(マルサ)の女性職員と、宗教法人を隠れ蓑に荒稼ぎしている悪人との対決ストーリー。


感想は・・・面白いっスよ。マジで。素晴らしいね。
2時間があっという間に過ぎてしまうほどのテンポ感の良さと、社会問題を抉り出すシリアスさの両立。
んでね、この時代の映画には全般的に言えることなんだが、エロいんですよ。
エロって言っても、ただ裸が出るとかそんなことじゃなく、全体的な雰囲気がねぇ。
活字でナント書けば伝わるのかを悩むが、質感が湿っぽいと言うかぬるっとしていると言うか、
勧善懲悪じゃなく、酸いも甘いもごっちゃ混ぜな感じで、艶があるんだよねぇ。色気があるんですよ作品全体に。


見たこと無い人は是非見て欲しいなぁ、伊丹作品は。