ネタ多すぎ 事業仕分け関連2点 鳩の金銭問題3点+1

今朝、自宅の屋根が凍結しておりました。結露が凍結したようです。冬ですね。そんな今日この頃、皆様如何御過ごしでしょうか?今日はしがない爺です。


しょっぱなから私事ですが、
母親が新型インフルエンザのワクチン接種を受けました。
接種条件に該当したのですが、該当項目は「基礎疾患」。
母親は結核にかかった経験がありまして、
(といっても自然感染→自然治癒で家族にも被害なく、結核の痕跡が常に肺レントゲンに写るだけですが)
呼吸器官系が若干弱くなっております。
そいうことで、該当したそうです。
まぁそれだけの話なのですが、身内で優先的に接種されるとは思ってなかったので驚きでした。


ネタが多すぎて書くのが大変なのですがサクサク行きましょう。


事業仕分けで極秘マニュアル=財務省の視点を指南−政治主導に逆行・行政刷新会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091117-00000117-jij-pol

事業仕分けで極秘マニュアル=財務省の視点を指南−政治主導に逆行・行政刷新会議
11月17日15時33分配信 時事通信


 政府の行政刷新会議が2010年度予算概算要求の無駄を洗い出す「事業仕分け」で、事務局が極秘の査定マニュアルを作成し、民間有識者など仕分け人に配布していたことが17日、明らかになった。財務省の視点に基づき、仕分け対象事業の問題点を列挙、各担当省庁の主張に対する反論方法まで具体的に指南する内容。政治主導を掲げた事業仕分けが、財務省主導で進んでいる実態が明らかになった格好だ。


 事業仕分けは、予算圧縮に向けて国会議員や民間有識者ら仕分け人が、各省庁が要求した事業項目を外部の目を通じ、「財務省には無い視点」(枝野幸男ワーキンググループ統括)でチェックする仕組み。すべて公開で実施され、鳩山政権初の予算編成に当たって導入された。


 査定マニュアルは、事業仕分け前に「参考メモ」として仕分け人に配布され、事業ごとに「論点」を提示し、問題点などが個条書きされている。マニュアルに従えば、対象事業に詳しくない仕分け人でも、厳しく問題点を指摘できる仕組みだ。

まず、色々と調べて分かったことですが、
今回の事業仕分けで対象となっている事業は、財務省が事前に審査をして決めたようです。
つまり影の1次審査が行われていた、と。


その上で上記の記事を読むと、なにやら色々と妄想できる気がしませんか?
事業仕分け対象を選んだのは、財務省
極秘の査定マニュアル配布も、財務省
・・・あれあれ?
台本と役者を決めたのは誰なんでしょうねぇ?www


この件に関して、財務省に批判が集まるのは当然だが、しかし一方で忘れてはならない点がある。
それは「財源捻出を命じられている」という立場である。
事業の見直しで、20兆→9兆ぐらいは軽々捻出できると豪語して、大盤振る舞いのバラマキ政策を掲げた政党が与党なのだから、
当然しわ寄せは財務を担当する人々に覆い被さってくるのである。
赤字国債を出さない→赤字国債は前年ほど出さない
(といいつつ、昨年の一般+特別+補正予算を軽々と超える45兆円近くの赤字国債発行予定)
事業仕分けで20兆円浮く→昨日までの事業仕分けで1.4兆円捻出
(といいつつ、ほとんどが積立基金からの返納で来年度予算はほとんど削減されない)


無茶な政策に予算を付けるために、
一方で削減しなければならない官僚がいて、
一方で削減される官僚がいる。
そして、予算削減で一番被害を受けるのは、当然私達一人ひとりなのだということを忘れてはならない。


さらに事業仕分けに関連して、
非情な予算削減にブチ切れた文部科学省が、一般の方々から意見を求めています。
文部科学省HP】(トピックスのTOP事項として扱われています、重視してるんですね)
http://www.mext.go.jp/
文部科学省行政刷新会議事業仕分け対象事業についてご意見をお寄せください】
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/sassin/1286925.htm

行政刷新会議事業仕分け対象事業についてご意見をお寄せください
平成21年11月16日 


現在、政府の行政刷新会議は「事業仕分け」を行っており、文部科学省関係の事業についても以下の表のとおり対象となっております。


この事業仕分けを契機として、多くの国民の皆様の声を予算編成に生かしていく観点から、今回行政刷新会議事業仕分けの対象となった事業について、広く国民の皆様からご意見を募集いたします。予算編成にいたる12月15日までに下記のアドレスまでメールにてお送りください(様式自由、必ず「件名(タイトル)」に事業番号、事業名を記入してください。)。なお、下記区分で宛先が不明な場合は大臣官房会計課(kaizen@mext.go.jp)までご送付願います。

上記テキストは、当該HPの概要説明文書から引用しました。
もし、皆さんもご意見があるようでしたら、
あるいは事業などで関連があるようでしたら、
意見を送ってみるのも良いかと思います。
私も、院生ニートではありますが送ってみるつもりです。


科学技術は、無資源国と言っても過言ではない日本にとっての大きな競争資源です。
いや、唯一といっても過言ではないかも知れません。


目に見える形で成果が出る科学技術は、極々まれなのです。
研究の多くは試行錯誤の残骸であり、それらを膨大に積み上げることで様々な製品が作られて、
そして世界は豊かになってきたのです。


書いていてちょっと悲しい気持ちになってきましたが、
さらに続けて事業仕分け関連の話題を。


民主党参議院議員 藤末健三氏(http://www.fujisue.net/)が
11月15日にTwitterにてつぶやいた内容は、事業仕分け人の日給についてであった。
過日のエントリーにて、仕分け人の選定やそのコストについて明確ではない、と書いた気がするが、
それを少し解き明かしてくれそうである。
内容は以下の通り。

URL http://twitter.com/fujisue/status/5757063177


また、仕分け人の報酬は1日当たり1万数千円とのことです。

さて、ここからちょっと計算をしてみよう。
行政刷新会議事業仕分けWGの民間人名簿はこちら→http://www.cao.go.jp/sasshin/kaigi/honkaigi/d2/pdf/s1-3.pdf
(なお、WGには国会議員・副大臣政務官が参加しているが、国会議員なので日給が無いものとする。実際はどうなんだろうか?)
民間人は3つのWGで合計56人である。
(ただし11月9日時点のメンバーであり、仙谷由人行政刷新担当大臣によればメンバーが増える可能性もあるという)
事業仕分けWGの開催期間は、
平成21年11月11日〜17日の第1弾と、11月24日〜27日の第2弾となっていますので、11日間の予定です。
計算すると、56×11×13000円=約800万円(1万数千円を13000円としたのは適当)となる。


事業仕分けの作業を公表するなら、まずはこのことを公表すべきだったんじゃね?
とか言い始めたら、重箱の隅をつつきすぎだろうか?


続いて、最近は黒鳩とネット界隈で呼ばれている総理大臣の金銭問題を。
まずはこれまでのおさらいとして、まとめてみました。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091118/crm0911180736001-n1.htm
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091111ddm001010035000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091110-OYT1T01095.htm

  • 故人献金問題 故人や実際に献金をしていない人の名義の記載が193件、計2177万8千円分
  • 匿名献金虚偽問題 匿名献金は16〜20年の5年間で計1億7717万500円に上る
  • パーティー券問題 実際の収入よりも年間数百万円多く記載
  • 一連の虚偽記載の資金源? 資産管理会社「六幸商会」の鳩山氏資産から3億円、元秘書引き出す
  • 脱税?疑惑 資産報告書、5億円余記載漏れ、15銘柄28万株

という状況です。


そんな中でこんなアホ発言が。
鳩山首相が軽率発言。「日本国民も無税のブルネイに移住したい」】
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091114/plc0911141744006-n1.htm

鳩山首相が軽率発言。「日本国民も無税のブルネイに移住したい」
2009.11.14 17:42

 【シンガポール=松本浩史】鳩山由紀夫首相は14日、シンガポールブルネイのボルキア国王と会談し、個人に対し所得税が課せられていない同国の税制について、「国民に税金が課されていないと聞いた。日本国民もブルネイに移住したいと考えるだろう」と述べた。


 国民に課税している日本政府のトップとしては不適切な発言である上、首相自身は政治資金収支報告書の虚偽記載問題で、自民党大島理森幹事長から「脱税の可能性がある」と追及を受け、「税はしっかりと払っている」と反論した経緯がある。加えて、首相自身の資産報告書などの記載漏れも発覚したばかりで、「軽率発言」とのそしりは免れそうにない。

まぁ、軽率すぎるよなww
「税金払いたくない」ってのは日本国民の意見じゃなくて、
お前の願望だろ?wwww


さて、お笑いの話のあとは真面目に切り替えて非常に重要な問題。


鳩山総理大臣は何故あんなに余裕しゃくしゃくなのか?


それは憲法に記されている条文が担保しているからである。

日本国憲法第75条
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC75%E6%9D%A1
日本国憲法 第75条は、日本国憲法の第5章「内閣」にある条文の一つ。国務大臣の在任中訴追について内閣総理大臣の同意権を規定する。


条文
第七十五条 国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。但し、これがため、訴追の権利は害されない。


解説
内閣を構成する国務大臣の訴追については、内閣総理大臣が同意しなければ訴追されることはなく、公訴時効は停止する。この権限は内閣ではなく、内閣総理大臣に属する権限と解されている。


なお、内閣総理大臣の同意なしに、国務大臣が逮捕された例はある。1948年(昭和23年)に栗栖赳夫国務大臣(経済安定本部総務長官兼物価庁長官兼中央経済調査庁長官)が逮捕された時、東京地方裁判所は「訴追は、逮捕・勾留とは関係ない」との判断を下し、逮捕令状を交付した。

つまり、鳩山さんは自分で自分の逮捕を許可しないと、逮捕されないのである。
HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAwwwwwww


どうしてこんな制度かと言えば、
やはり総理大臣が逮捕されるような可能性が出ることを想定していないからだろう。
つまるところ、そんな人物が総理大臣になるはずがない!!
ということである。


さて、最後に笑える動画を。
鳩さんの野党時代の国会での質問と、総理になってからの答弁を組み合わせた、
非常にブーメラン発言な動画です。
鳩山由紀夫vs.鳩山由紀夫 自らの献金問題を厳しく追及!!】

見てもらえれば分かるが、笑うしかないぞww